投稿者 せきやま 日時 2000 年 7 月 22 日 0:47:11:
暑い夏。そして夏は虫の季節。
私が住んでいる寮の部屋にはあらゆる虫が攻め入ってくる。
窓をドンドンたたく蛾。
パソコンのマウスを握る手元をかすめていくゴキブリ。
素肌の太ももにペタっと落ちてくるナメクジ。
わがもの顔で部屋を荒らすねずみ。
そして・・・毎年出てくるムカデに、とうとうやられた。
私の体に痛みを残し、あの素早さで逃げやがった。
怒りのやり場がない。
近くのスーパーで、目立つところに設置された虫対策のコーナー。
目の前にずらりと並んだ殺虫剤の数々。
ほとんどが金鳥とアースが開発したものだ。
蚊とゴキブリ退治のものだけではない。
かなり敵を特化した商品もあるのに驚かされる。
網戸用キンチョール、アリキンチョール、ムカデキンチョール、カメムシキンチョール。
ごきぶりホイホイの大きいやつで、ねずみホイホイというものもある。
しかしねずみを捕まえたらどうやって捨てるんだろう。燃えるごみかな。
缶や箱には「即効」「瞬間」「強力」という文字が踊る。いかにも効きそうである。
人類の英知を結集したこの力強い薬品のラインナップ。
普段気にしていなかったが、この品揃えはすごい。
この近所では相当な需要があるのだろうか。
人間と虫との闘いだ。なんだかわくわくしてくる。
私は迷わず金鳥の「ムカデキンチョール」を強く握り締め、レジへと向かった。
これくださいっ―――。
その缶は黄色に赤い字のデザインであり、ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジ駆除用だ。
ムカデの絵には赤い稲妻のような模様が描かれていて、
にっくきあいつの息の根を止める強力な味方という感じである。
心なしか、金鳥の鶏の顔も頼もしく見える。
待っていろよ、ムカデ野郎。
627円です。チーン。
今年の夏は熱い。
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